公認会計士試験の答案は手続きを踏めば開示請求できます。
(正しくは保有個人情報の開示請求ですが実質答案の開示請求なのでこのまま進めます)
この開示請求なのですが日本在住者を念頭に置いた規定のようで、海外からの申請は準備する書類等が異なりました。
※父親を法定代理人とした申請を検討し可能か問い合わせをしたのですが、法定代理人による申請は未成年者もしくは成年被後見人の方のみのため不可でした。
そこで会計士試験を受験された方がその後海外在住となった場合にどのように答案開示請求手続きをすべきかについて、参考情報として私が行った手続きを記載します。
※1今回の手続きは2021年11月時点での情報ですので実際に開示請求手続きをされる方におきましてはご自身でご確認されますようよろしくお願いします。
※2今回の必要な情報及び書類については私↔︎実家の親↔︎担当者の方という形でやりとりしましたので直接確認はできておりません。その点につきましてもご了承ください。
必要書類
まず準備した書類をまとめます。
パスポート
・出国の押印されているページのコピー
・日本国籍のページのコピー
・顔写真があるページ
アメリカで身分証として使っているもの
・住所、氏名、生年月日、写真があるもの
例えば運転免許証や住基カードのようなもの
→代替書類:運転免許証等の代わりに賃貸契約書のコピー(住所 署名が必要)
ここで私の場合、アメリカで身分証として使っているものがパスポートであったため、特例対応となりました。
在留証明書の原本
・海外住所、氏名、生年月日が記入されたもの
事前に必要書類を記入の上領事館に取りに行きました。
(記載ミスにより領事館で書き直しましたが・・・)
手続きはお住まいを管轄されている領事館HP等にてご確認ください。
保有個人情報開示請求書
記載は要件通りですが、通常と異なると思われる点は3つ
・ふりがな:ローマ字
・住所:米国
・電話番号:(奥さまが普段使いしている)米国の電話番号
米国で使える電話番号を所持していないので奥様の電話番号を使わせてもらいました。
返信用封筒
2,400円分貼り付けて送付(実家両親にて対応)
※仮に直接書類を金融庁に送付する場合はどうすべきかは確認できておりません。
送り状(必須ではない)
通常国内から手続きを行う場合は必要かわかりませんが、一応社会人経験者として送付書類に送り状がないと違和感があるなと思ったので。
送り状にメールアドレスを記載していたおかげでEMSの発送時にメールが届きました。
たぶん金融庁から答案が送付されたっぽい!
— 帯同する夫氏@会計士受験生 (@taido_otto) January 25, 2022
ということは2週間後くらいには受領できるかな🤔
届いたらまとめよう
時系列
時系列にてまとめます。
11月21〜26日
必要な書類の確認
金融庁でも前例がないということで担当者の方が一生懸命対応してくれました。
忙しい中、検討や検討をしていただき誠に感謝です。
12月7日
在留証明書の取得&日本へ書類送付
12月21日
日本に書類着&金融庁へ申請(実家より)
1月25日
金融庁から米国へ書類の発送@EMS
前述の通りメールアドレスを記載していたので発送の連絡がメールアドレスに届きました。
1月27日
米国着
2月1日
税関手続き終了
2月2日
受け取り
その他(領事館に行ったついでに観光した時の記録)
領事館に行ったついでダウンタウン観光したまとめはこちらです。
楽しかったなぁ(しみじみ)
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