先日の記事で取ることができる退職時期の洗い出しを行いました。
退職にあたりそれぞれの定常/突発的な支出からキャッシュが底を尽きないか。
無事に出発まで生き延びられるのか。
そして、精神衛生上、安心して会計士試験に臨めるのか。
これらを確認していきたいと思います。
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退職時期により支出の具体化
前回で最重要事項と位置付けたのが2021年5月 公認会計士試験 短答式試験に合格するということ。
その次に最重要事項と位置付けたのが家族との時間を過ごすこと。
この2つの重要事項のもと退職時期を3つに絞り込みました。
そしてこの退職時期ごとに支出を可視化しました。
パターン①;帯同直前まで働いて、5月短答に合格し、残有給消化の後出発する。
このパターンが一番金銭的には安心することができる。
デメリットはやはり落ちたときのことになる。
5月短答で落ちた場合、12月に一時帰国して短答を受験しないといけなくなるが、その費用負担は大きい。
また、海外からの手続きも多少ややこしくなることは想定されるので最重要事項の5月短答合格にフルコミットできないのでこのパターンはパスせざるを得ない。
つまり退職時期は早めることになる。
パターン②;4月で退職し引っ越しをせずに5月短答を合格する。
退職後引っ越しをせずに貯金を切り崩しながら生活する必要がある。
家賃の負担が大きく、また、無職がひとりで生活していくのはそれなりに精神衛生上負担が大きくなる。
ただでさえ奨学金という借金をこさえて生きているというのに‥
妻との距離が実家よりは近いので顔を合わせることができるという点ではメリットでもある。
しかし、金銭的不安が大きくなるという点でこちらは選択しにくい。
また、5月短答にフルコミットの面ではやはり4月退職(年休消化して)としてはかなり不安がつのる。
パターン③;3月末に退職し、実家に引っ越しをして、5月短答に合格する。
これが精神衛生上一番よい。
最重要事項の5月短答にフルコミットができるし、年老いた両親との時間を過ごすことができる。
あと何時間両親と一緒にいれるか‥というレベルで疎遠だったため、これをきっかけにたくさん時間を過ごすことができるのでは。
ちなみに疎遠であったのは単純に連絡しないタイプの人間だということと観光地への就職だったので休みは観光していたからです(家族仲はよいですよ!)
ただしこの場合だと金銭的にかなりきつくなるので失業手当が受けられるように諸々の手続きを進めないといけない。
失業手当の受給の手間を考えても失業手当を受給できるよう手続きをすすめるべきだ。
求職活動が必要になるらしいが予備校で勉強しているだけでもOKな地域があるらしい。
選択したパターン
今回選択したパターンは
パターン③;3月末に退職し、実家に引っ越しをして、5月短答に合格する
このパターンである。
基準に100万円スタートとしています。
キャッシュの面と短答にフルコミットできること、そして、家族との時間。
どれもが満たされる唯一のパターンであるため。
入籍早々遠隔地となるのは申し訳ないがそこは許していただきたい。
今回の計算に用いたgoogleSpreadsheet
今回計算に用いたSpreadsheetをここに残しておきます。
作りは至ってシンプルでどのときにどれくらいができるか。
前提条件シートを作成して、そのシートの内容が、計算シートに飛ぶようにできています。
簡単にモデリングしたので精緻ではないが‥ぜひ、ご活用いただければと思います。
最後に
5月短答にフルコミットすべく3月末退社を目指す。
次は退職時期の交渉です。
部長との交渉結果についてはまたこちらで報告できればと思います。
私の退職時期の考え方が他の方にとって有用でありますように。
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